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「無職転生 〜異世界行ったら本気出す〜」第8話【感想】

第8話「ターニングポイント1」

 

前半はルーデウスの10歳の誕生日をエリスが最大限派手に祝おうとする。好感度カンストのご褒美。

後半は怒涛の展開で、これまで作中を通して漂っていた不穏な空気が爆発する。

 

黒い球体

前回ラストに登場した、何色とも形容し難い色で発光をしだす。

とてつもなく強い魔術を持っているらしい。

400年前の英雄でさえ知らないものならば、やはり、この世界にもともとあるものではないのだろう。

やはり、わたしは異世界からの転送、転生装置だという説を推したい。ルーデウスが10歳の誕生日を迎え、身体的にも大人へと成長するタイミングで、ルーデウスが生活している街に発現したのも気になる。

最後に、黒い球は青白い光を放ち、ルーデウス達を光が飲み込んでしまった。ルーデウス達を狙って放たれたようにも、見えなくもない。あの黒い球はルーデウスをこの世界に転生させた装置で、転生して10年を迎えるタイミングで、ルーデウスがこの世界でどのように成長したか、検査をするためにやってきたのかもしれない。

あるいは、ルーデウスを転生させたのは、まったく別のもので、この世界にあってはならない存在であるルーデウスを回収しにきたというのもあり得るかもしれない。西尾維新原作の『〈物語〉シリーズ』に登場する「くらやみ」に近い。

くらやみは己の在り方を間違った者を消失させて、世界のバランスを保つというような役割を持っていた。このくらやみのせいで、『〈物語〉シリーズ』の主人公、阿良々木暦は悲しい別れをしなければならなくなる。

もしも、黒い球体が同じような役割を持っているなら、ルーデウスもこの世界や、この世界の人々とお別れをする展開があるかもしれない。

最近の異世界転生ものを、物語の最後まで見たことがないので、結末がどう描かれるのか、傾向がわからない。児童文学やヤングアダルト向けのファンタジー小説なら、異世界へ行った主人公が成長して帰ってくるというのが基本だ。

ファンタジー世界への入り口、ファンタジートンネルを通った主人公が、再びファンタジートンネルを通って現実世界に帰ってくる。その時、主人公は何かを得ているか、何かを失っているものだ。

千と千尋の神隠し』なら、実際にトンネルを通って異世界へ侵入する。

ハリーポッター』なら、キングスクロス駅の9と4分の3番線がファンタジートンネルの役割を担っている。

黒い球体が異世界とのファンタジートンネルの役割を持っているとするなら、ルーデウスは何を得て、何を失い、現実世界へ戻ることになるのだろうか。それとも、現実世界の主人公の肉体は死んでいるから、もとの世界に戻ることはできないのだろうか。『物語シリーズ』の「くらやみ」よろしく、その先は無、何もないということもあり得るのかもしれない。そんな、ルーデウスがこれまで積み上げてきたものを無かったことにするかのような展開はないと願いたいが。

 

新キャララッシュ

後半、怒涛のように新キャラが登場したが、彼らは何者なのだろうか。

ドラゴンと対峙し、眼力で追い払った白髪で白いコートの男。

魔界大帝キシリト・キシリス。

キツネの仮面を被った、ペルギウスの手下、アルマンフィ。

上の二人は、同じ作品の登場人物かも疑わしいくらい、これまで登場したキャラクターとは一線を画した雰囲気を醸し出している。違う大陸の住人なのか。あるいは、別の世界の住人ということは考えられないだろうか。

キシリト・キシリスが魔界という単語を使っている。

黒い球体を中心として、七つか八つ、空に黒い円状の影ができていた。別の世界にも、あの黒い球があって、ルーデウスがいる世界へ、彼らを転送しようとしているのかもしれない。

アルマンフィは仮面を被っている。物語に登場する仮面は脱がされるためにでてくるはず。顔を隠す必要があるから、被っているのだろうが、仮面の下にはどのような顔があるのだろうか。

過去に負った傷を隠すためか。あるいは、知っている顔が隠されているのかもしれない。金髪で、髪をくくる位置がパウロと対称になっているような気もする。流行りか。それともまたパウロの血縁者か。

 

今回、いろんな事が起こったが、次回、急に誰かが死ぬとか、そんな展開ではないはず。そう信じたい。なにせまだ「ターニングポイント1」なのだから。

 

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〈物語〉シリーズ』が気になった方はこちらから。誰しもが抱える怪異と、主人公阿良々木暦の出会いの物語。『青春に、おかしなことは「つきもの」だ!』というキャッチコピーは秀逸。ターニングポイントは「忍野扇」が初登場する『傾物語』だ。性別や年齢が登場する話によって変わることがある、謎のキャラクター。シリーズは多いが発売順に読んでいくのがおすすめ。

黒い球体が死んだ人間を転送するといえば『GANTZ』だ。死んだ人間が転送され、特殊な武器を使い、異星人と戦う。ターニングポイントは6~8巻の「あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編」だ。こちらも怒涛の展開が繰り広げられる。勢いがすごすぎて、一冊10分ぐらいで読めてしまうので、複数巻購入がおすすめ。

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本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。