「無職転生 〜異世界行ったら本気出す〜」第14話【感想】
第14話「只より高いものはない」とうとう恐れていた展開が。
後半は、暗い内容になりそうなので先に書いておくと、エリスの絵を描いた。前回描いたのと合体させて、二人を並ばせてみた。
エリスもルーデウスもだんだんと成長しており、話数と描かれている姿が合っていないような気もするが、微妙な年齢差を描き分けられる気がしないので、しばらくはこれを使い回す。
背景はエリスとルーデウスを結んだ、花火にしてみた。エリスの苛烈さが良く表現できていると思う。もっとも背景は自作ではなく、わたしが使っているアプリに入っているテンプレートを使用している。
目以外はほぼ模写。
いつか、ルーデウスが何々しているところ、みたいに自由に動きを描けるようになったら、楽しくなるだろうなと思っている。
今のところ、猛練習する気はなく、のんびりみた作品を描いていけたらなと考えている。
ルーデウスの成長について触れたが、わたしはブログを描きながら、前の話数を見直すことが結構ある。微妙な成長具合を作画で描き分けている凄さももちろん感じるのだが、声優さんも成長具合を声で演じ分けているように感じる。
ルーデウスが幼い時には幼い声で、最近だと、お兄さんになってきたな感じるような声をあてているように聞こえる。
正直、この差って、アニメを一度っきりしか見ない人には伝わらないことだと思う。わたしをたまたまブログを描いているから、何度も同じ話数を見直すが、アニメは一度見れば終わりな人がほとんどだと思う。わたし自身も一度しか見ていない作品なんて山ほどある。
それでも、その一度見るだけの人の為に、違和感を感じさせず、ルーデウスの成長を届けたいという姿勢は感動すら覚える。
初めは、自分のメモ程度に書き始めたブログだが、このブログを通して少しでも、このアニメの良さが色んな人に伝わればという想いも、少しだが芽生えてきた。
少し脱線したが、以下が本編の内容である。
ルーデウスの冤罪晴れる
子供達を攫った冤罪をかけられ、捕らえられたルーデウス。
木の檻の中で一週間程過ごす。ベッドやトイレ、食事も良いものとは言えないが、用意されている。ルーデウスは「無料アパートへ来ております」と表現しており、タイトルの「只より高いものはない」は、ここに掛かっているのかと思いそうだが、これはミスリード。
一週間ほどルーデウスは捕まっていたのだが、その間に、ギースという男が同じ牢に入ってくる。
彼とこの村を抜け出すかどうか、揉めているうちに、村が火事に襲われる。村は獣族の子供を狙う集団に襲われており、ルーデウスは彼らを助けることを決心する。
その集団のリーダーは、ルイジェルドを密航船に乗せてくれたガルスで、ルーデウスが冤罪をかけられたのはガルスの策略であったことが判明する。
「只より高いものはない」はここに掛かっていたのだ。ただで大陸を渡ったツケがここでまわってくる。
思い返すと、聖獣を助け出す際、結界があっさりと破れたことをルーデウスは意外がっていた。もともと破りやすくできており、ルーデウスと聖獣が一緒にいるところを獣族に見せるのが目的だったのだろう。
前話で結界が簡単に破れたことについて、友人に「なんで結界あんな簡単に壊れたん」と尋ねると、「ルーデウスがそう思っただけやろ」と塩対応をかまされた。いやいや、これだけ丁寧に作られたアニメで意味もなく主人公が「やけに簡単だな」なんて言うはずがない、と思ったが、言い返せなかった。
意味のないセリフ、意味のない動きなんて、このアニメにはない。
その意味に気付けないことの方が多いけど。12話でルーデウスがやたら杖に視線を送っていたが、まさか売ろうとしてたとは。とか。
11話で、ルイジェルドがルーデウスと握手を、する時、お互い武器を右手から左手に持ち替えて、右手で握手をしている。これは左手の握手が敵意や決別を表すから。とか。
挙げればキリがないほど、細かい描写がある。
こういうのを見つけるだけでも楽しくなってくる。
ガルスは北神流の北聖と呼ばれるほどの剣の実力者である。
強くなったルーデウスであるが稽古を除けば、対人戦闘の経験はほとんどない。
エリスの家庭教師になるために戦った以来になるだろうか。
震えながらも戦闘へ向かうルーデウス、相手がエリスの時と同じ北神流の使い手というのも、憎い演出である。
自分の力を過信していたあの頃とは違う、敗北の恐怖も知りながら、立ち向かい見事に勝利するルーデウスに成長を感じた。
北神流って悪いやつしか使ってないのか。刀を投げる技があるくらいだし、流派にも貴賎の差があるのかもしれない。喧嘩殺法的な。
あと、今回ルーデウスと一緒に捕らえられたギースという男、黒狼の牙のシーフだったりしないだろうか。
味方がいたとはいえ、あの戦闘の中、傷も負わず生き残っているなんて、実力者なのかもしれない。
おじいさまが……
エリスのおじいさまが処刑されてしまう。
処刑される場面で、黒いアゲハ蝶のようなものが飛んでいる。
冒頭のルーデウスが捕まっている場面にも、同じような蝶が飛んでいる。
黒い蝶は死を連想させ、死者の魂が乗り移るとま言われている。
ルーデウス達の元に、凶報を届けにきていたのかもしれない。
初めての、主人公サイドの人間の死、悲しい。
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本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。