「ゆるキャン△」第8話【感想】
第8話「テスト、カリブー、まんじゅううまい」まんじゅう怖いみたいに言うな。
大垣と犬山
冒頭、大垣が寝袋にくるまり、モゾモゾと動いている。それを見た犬山が芋虫が悶えていると引き気味に言っていた。なんとなく、カフカの『変身』の毒虫が頭にちらついた。あの棚から受身取らず落ちるのかなり痛そう。
スキレットと木皿等、キャンプで使っていたらおしゃれに見えるアイテムを安価で揃えて、それを見せたかった志摩リン。そのままでは使えないことがわかり理科室で、加工をすることにする。
オープニングの、およそキャンプとは関係ないであろうヒゲが登場。大垣がつけて博士風を装っていた。オープニングではなでしこがつけていたが、本編での再登場はあるのか。
テストの2日前に居残って、遊びで部屋が借りれるなんて、かなりゆるい学校なのだな。
そして、犬山と大垣は中学校からの付き合いであることが判明。中学の時からテスト前、ギリギリまで勉強しない派で、しかも他人も巻き込むタイプのようだ。どこにでもいるなあ、こういうタイプ。
よく犬山が付き合ってやってるなあという感じ。中学の時、関西から引っ越してきて、周りと馴染めなかった犬山に、大垣がいい意味で空気を読まず、話しかけまくって、それを恩に感じている。というエピソードぐらいないと変やで。
今話では、犬山と大垣のテンポの良いやり取りがいくつか見られた。犬山はよく小さい嘘をついて楽しんでいるし、そういうノリについていけたのが大垣だけだったのかもしれない。笑いのツボが合うって、人付きありにおいては、結構重要だと思う。面白くないことで無理やり笑うのってかなりストレスやもん。
どちらかがどちらかの為に、動いているのではなく、真にノリが合う良いパートナーなのだな。志摩リンに、あの嘘やでのノリは通用しなさそうやし。
斉藤さんとの絡みも今話であったけど、クリスマスキャンプの誘いを斉藤さんは即決しなかった。志摩リンのことが頭にあったのかもしれない。早く5人仲良くならんかなあ。大垣が志摩リンに絡んで、邪険に扱われるところが早く見たい。
犬山が彼氏がいるという嘘をついて、テンポの良いノリを斉藤さんに見せつけていた。犬山は本当に彼氏がおっても不思議ではないけどな。なかなか、こういう女の子だけのアニメのメインキャラクターに彼氏作らせるのは難しい。彼氏おると分かると叩くやつもおるしなあ。だんだん俳優や女優が結婚しても嫉妬より、祝福の声の方が大きくなっている。現実でもそうなのだから、二次元の世界でも、リアルとフィクションの境が見えない古臭いオタク観は廃れてほしいな。犬山なんて、彼氏おりながら、大垣とおるのが楽しいからつるんでるって方が魅力的な設定やと思うけどな。わたしの脳内では彼氏おることにしとこ。年上のな。ほんで、彼氏はバイトと野クルでなかなか構ってもらえず、大垣に嫉妬してんねん。
あんな金髪でゆるく巻いていて、キャンプ用品店の試着でも着こなしている女の子が彼氏おらんわけないよね。
最後のまんじゅうを買いに行くシーン、なでしこはベンチに直にコップを置いていたが、犬山はカバンの上にコップを置いていた。どういう気遣いやろ。下が濡れないようにコースター置くみたいな感覚なのかなあ。細かい気遣いできる女子はモテるよね。彼氏おらんわけないな。
なでしこ
なでしこには、お婆ちゃんがいることが発覚する。いやまあ、普通いるんやけど。なでしこは両親いない説とか海外で拾われた説とか思念体だけの存在説とか、このブログ内でいろいろ議論が交わされているので、あっさり新たな親族の存在が語られ、驚いている。これだけでは、これまでの説を完全に否定する材料には足りないが。
期末テスト
テストはあっさり終わった。大垣が欠点を取って、野クル存続の危機みたいなアニメのあるある展開はなかった。まあなくていいな。アニメアニメしていないところがこのアニメの良さやし。
斉藤さんと志摩リンの成績はわからなかったが、3人の成績順は予想通りの結果となった。
なでしこがまあまあな点を取れていたらしく、嬉しかった。志摩リンはこれより下であってほしい。
キャンプ用品店に犬山と大垣に連れられていくなでしこ。どれもキラキラ輝いて見えるが、いかんせん金が無い。バイトをして金を貯める決意をする。
なんとなく、はじめて大阪の日本橋に行ったことを思い出した。大学の合格発表を見に行った帰りに友達と行ったのだ。当時、神戸に住んでいたわたしにとって大阪は遠かった。今ならそんな風には思わないが、お金も持っていなかったし、1時間電車に乗るなんてことも親と一緒以外には、まあ無かった。遠いところへやってきたなという達成感みたいなのもあった。そして、道の右側にも左側にもアニメイトやゲーマーズ、その他のオタク向けショップが乱立し、メイド服や学校の制服を着て客引きをしているのを見て、圧倒されたのを覚えている。
よく考えれば、大学入学と同時に大阪で下宿を始めるので、これから何度も行けるようになることはわかっていたはずだ。なんなら、神戸のセンタープラザ西館もオタク向けショップは充実していた。決して珍しいものではなかったのだけれど、異様な空気感に高揚していたのだろう。当時のわたしは何か買わなきゃ帰れないぞという気になっていた。
Tシャツやフィギュアが欲しいなと思っていたが、高校を卒業したばかりのわたしの財布からポンと出る額ではなかった。結局、『ひだまりスケッチ』のマグカップを買って帰った。神戸でも恐らく買えるものだっただろうが、家に帰って、早速コカコーラを入れて飲んだのを覚えている。かなり満足していた。母親はまた変なものを買ってみたいな顔をしていたと思う。
今でも実家にそのマグカップは置いてある。
『ひだまりスケッチ』の宮子が大好きだった。アニメのキャラクターが好きだなと感じたのは宮子が初めてだったと思う。宮子役の水橋かおりさんはゆるキャンでは志摩リンのお母さんを演じており、宮子とは違って、落ち着いた声をしている。大人になったら、宮子もあれぐらい落ち着くのかも。いや、どうやろう。
グビ姉と呼ばれている、鳥羽先生。前と顔違いすぎるやろ。早くメインキャラとの絡みがみたい。
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