「ゆるキャン△」第9話【感想】
第9話「なでしこナビと湯けむりの夜」温泉回やー。2回目。
屍を乗り越えて行けキャンプ
なでしこと近場でキャンプをする予定が直前に風邪をひいてしまい、志摩リンが1人でキャンプに行くことに。
志摩リンの方から誘ったのに残念やな。斉藤さんも知っていたし、事前に報告しておくぐらい楽しみにしていたのだろう。
なでしこの風邪が原因でキャンプを中止するのも気を遣わせるだろうし、風邪でお見舞いにいくのも大袈裟だしということで、ソロキャンプを決行することにする。
この辺の考え方ってものすごく志摩リンらしさが出ていると思う。志摩リンなりの優しさというか、志摩リンならそうするやろうなあっていうのが、短い付き合いだけどよく分かる。
なでしことキャンプに行きたかったんだよ。なでしこが行けないなら意味ないよ。とか言い出してたら、こんなの志摩リンじゃないって思うだろうな。
その点、大垣はいちいち大袈裟やねん。
家族と暮らしている友達にお見舞いに行く必要なんて全くないからな。
そんな相手にお見舞いに行くのは、自分のためでしかない。
イベント的にお見舞いを楽しんでいるか、異性として狙っている相手か、お見舞いに行く自分って優しいと自分で認識、あるいは周囲にアピールするためか、そのどれかしかない。そのいずれかが複合的にあるということもあるだろうが。
大垣の場合、明らかにイベント的楽しさ。これはこれで、めちゃくちゃ大垣らしくて、わたしは嫌いじゃない。大垣って現実におっても、アニメキャラとしても不人気そうな気がするんやけど、そんなことないかなあ。もう一度言っておくが、わたしはそんな大垣が愛らしくて、嫌いじゃない。
OPをBGMに志摩リンのソロ旅が始まるが、すぐにOPキャンセルされ、来た道を戻らなくては行けなくなる。
しかも、お風呂に入って暖まり、ご飯を食べて、大幅に寝過ごす。
富士の麓でも朝日を見る為に起きたなでしこに対して、起こすなよと言っていた志摩リン。
寝ぼけて自分への郵便物をカバンに突っ込んでいたこともあるし、しっかりしてそうで、寝坊助なんやな。
そして、苦手だと言っていた大垣の作ったほうとうを見て、見直したり、孤独のグルメばりのソロ食事リポをかましたり、食も志摩リンの脳内を構成する要素としては大きそう。
キャンプはマッチポンプだと言う志摩リン。まさにその通りだと思う。自分をしんどい目に合わせて、乗り越えるから楽しい。人間がする活動って結構そういう要素を含んでいることが多いと思う。
もちろん、登山もマッチポンプだ。
登山客として、なんか雰囲気のある登場人物が出てきた。明らかにモブではない喋り方と佇まい。
EDのクレジットを見てもキャラクターの名前こそ明かされていなかったが、わたしでも知っている声優さんが演じていたので、今後も登場しそう。RPGならこの時もらったほうじ茶が志摩リンの困難の助けになるはず。
1人キャンプという趣味を一部の人がやっていることだと志摩リンが言っていたが、このアニメをきっかけと言っても過言ではないぐらい、放送後、ソロキャンプは一般的な趣味として認知されている。それを考えると、この2人の会話はソロキャンプの歴史のちょうど分岐点にあると言えるかもしれない。
梨っ子あきちゃん
大垣がなでしこの家族にほうとうを振る舞うことになる。梨っ子って言うんやな。
って、なでしこ親おる!両親とも!
なでしこみなしご説はあっさり否定されてしまった。母親と雰囲気も似てるし、血も繋がっているだろう。
お姉ちゃんは相変わらず他人からは表情が読み取りにくい様子。表情全部なでしこに持っていかれたのかも。
なでしこのヒゲ姿は志摩リンの夢の中で登場。
どうなる志摩リンソロキャンプ。そして、テストはどうやったんや。
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本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。