「ゆるキャン△ SEASON2」第8話【感想】
第8話「ひとりのキャンプ」
♪鰻おいし浜松〜
なでしこの1人にしてはデカめの鼻歌。
「美味し」じゃなくて、「追いし」や!っていう定番の勘違いを披露するなでしこ。わざとか?
ソロキャンが本格的にスタートして、1期の最終話よりも手際悪くテントを設営する。1人キャンプっぷりももっと様になっていたし、1年生の話じゃなくて、あれは結構後の話なのかな。
なでしこが到着したキャンプ場には先客で、親子が1組来ていた。子供はお姉ちゃんと弟の2人で、お父さんが連れてきていた。
お姉ちゃんの方はキャンプに来ても、パソコンを触っていた。
家族連れでキャンプって珍しくないと思うけど、キャンプって結構、大人の趣味な気がする。キャンプって都会の喧騒を離れて、縛られていた時間から解放され、自然を楽しむっていうのが醍醐味だと思う。
子供にはたくさん時間があって、都会の喧騒とも無縁だ。非日常感をそこまで感じられないのではないだろうか。日常の延長というか、だから、キャンプへ来てもいつもやってる遊びになっちゃう。
今話に出てきた子供たちも、退屈なわけではないだろうけど、コンビニのご飯だったり、パソコンだったり、特別感を楽しもうとはしていなかった。
それでも、大自然に触れるという意味では、今の子供にとっては、貴重な体験なのかもしれないけど。
わたしの家は、少なくともわたしの記憶がある限り、キャンプに行くような家ではなかった。釣りに連れられた経験はあるし、牧場やアスレチックがある公園へも何度も連れて行ってもらった。岡山のお爺ちゃんの家の裏山でカブトムシを探したこともあったし、鹿児島のお爺ちゃんの家の近くの海で1日中遊んだこともあった。
なんで、こんなにインドアな人間に育ったんだろう。
小さい頃に家族でキャンプによく行っていた友人は、ゆるキャンを見る前から、キャンプに行きたいとたまに言っていた。
キャンプっていうのは、それだけで外の世界と繋げてくれる、特別なアクティビティなのかもしれない。
子供達もお父さんに余計な手間をかけさせないようにと気遣って、コンビニのご飯を提案しているフシもあった。
手間こそがキャンプを楽しくさせるという、マッチポンプな楽しみ方を、なでしことの出会いで感じられただろう。
そして、なでしこもまた、家族連れと出会うことでソロキャンの寂しさを楽しめたのではないだろうか。
限られた灯りの中で、親子と撮った写真と街の明かりを眺めながら、「ふるさと」を口ずさむなでしこは、いつもの元気な様子とは違う、寂しさを携えているように感じた。
リンの不安
なでしこのことが心配になったリンはなでしこの様子を見に行くことにする。
自分が原因でなでしこがソロキャンを始めたと、責任を感じているようだった。
リンの心配とは裏腹に、ソロキャンを楽しんでいるなでしこの様子を見て、キャンプ場を後にする。
親子と仲良くなっている様子を見て、感心もしていた。
わたしがリンの立場だったら、嫉妬してしまうかもな。いろんな人がなでしこのことを好きになって、それでいて、なでしこと遊びたいなと思っている時には、ソロキャンに出かけて行ってしまって。
帰りは同じようになでしこを心配してやってきたお姉さんと合流して、夕飯を一緒に食べるようである。
この2人も感覚的には近いものを持っていそうだな。
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本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。