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「ゆるキャン△」第4話【感想】

第4話「野クルとソロキャンガール」

 

ソロキャンガールって響きいいな。「the pillows」 の「Ladybird girl」とか、「ナンバーガール」の「透明少女」とかと同じ心地よさを感じる。

ソロキャンプしている少女だから、ソロキャンガールってそのままなんだけれど、ソロキャガールって言葉が志摩リンの性格や生き方全てを表しているってぐらいに、しっくりくる表現だ。

「ソロキャンガール」って曲名でくるりとか、フジファブリックが新曲出したら、絶対名曲にやと思う。

 

今話では、野クルのキャンプ初心者と志摩リンのキャンプ上級者が別々のキャンプ場へ向かうところが描かれていた。

部活系アニメあるあるなのかもしらないが、こんなふうに初心者と上級者がメインキャラにいると、視聴する側も、初心者だろうが上級者だろうがどちらも満足できのるではと思う。

わたしは初心者で、なんだったらキャンプなんてめんどくさそうだから行きたくないと思っていたのだけれど、このアニメを見始めて、すでにちょっとキャンプをやってみたくなっている。

わたしも志摩リンと同じで人が多いところは苦手なのだけれど、寒いのも同じくらい耐えられないので、さすがに、ちょっと暖かくなってから行こうと思う。どうせなら行くなら、聖地巡礼がてら、ゆるキャンで出てきたキャンプ場に行ってみたい気もするが、この子ら東の人間やからなあ。今のところ、気軽に行けそうなところは出てきていない。

関西にもいつか来るかなあ。

上級者がどれくらい満足しているか分からないが、Twitterを見ていると他のアニメ色が一切ない、キャンプ好きだというアカウントがゆるキャンのことを呟いているので、受け入れられているのではないかと思う。道具の描写も細かいし、この子あれ使ってるやんみたいな楽しみ方もあるのかもしれない。

 

野クルチーム

戦隊モノでいったら何色みたいな内輪ノリ、自分たちもやってたなと懐かしくて、微笑ましかった。楽しそうでなにより。

 

部室のなかでは、大垣がなでしこに後ろからもたれかかるみたいな体勢になっていた。スキンシップとるぐらい打ち解けてるのだな。

恐らく、大垣は誰にでもスキンシップを取る人ではないと思う。仲良くなったらスキンシップをとりたい、愛に飢えた寂しがり屋の一面はあるのだろうが、初対面の人には人並みに緊張している様子だった。

大学の頃に、同性異性関わらずいろんな人にスキンシップをとってる子がいた。危なっかしいなあと心配していたが、その子曰く、めちゃくちゃ人を選んでいるらしい。触れたい人を選んでいるわけではなく、触れても怒らなさそうだなという人を選んで、触れているそうな。

その子のエピソードで、もう一つ思い出すことがある。わたしは、自分は人より愛の少ない人間だという自負があった。動物も飼いたくないし、子供も嫌いだった。だから、自分の子供が生まれた時、愛せなかったらどうしようと、そうな子に相談したことがあった。

彼女は、誰に嫌われてもいいから、親だけには溺愛されたいと答えた。

もしかしたら、彼女は親から自分が満足するほどには愛を与えてもらえなかったのかもしれないなと、ふと思った。そんなことを思ったのは一度きりで、普段は明るい女の子だったのだけれど。

もしかしたら、大垣もなでしこも親からの愛情を受けずに育ってきたのかも。特になでしこ、親がいそうな場面でも、お姉さんしか映ってないし、幼い頃に親を亡くして、お姉さんが親代わりとかやったりするのかなあ。

 

ほんで、この子ら、直火で炊くから、煤で真っ黒なってますやん。

 

アイスクリームをトライアングルあーんする場面、それぞれ別のもの食べているのが良いよね。

犬山はめっちゃ盛られてるもの食べてるし、大垣は変な色の食べてる。こいつやっぱり変わってんな。

それでいて個性的な食べ物を食べているところを強調しないところがまた良い。

変わったもの食べているやつに、何それ美味しいのとか、爆食しているやつに、やれやれこいつはいつでも食べてやがるなとか、言われるとキャラ付けしたいのが見え見えすぎて、こっちは冷めてしまう。

この子ここでこれを選ぶんや、一口でこんだけいくんや、このカトラリー使って食べるんやみたいな発見が嬉しいよね。

 

志摩リンチーム(ソロ)

原付少女いいな。自分では乗りたくないけど。怖いし。

バイト本屋なんや。本好き過ぎやろ。

文学少女なのにアウトドア、アンバランスな趣味な気がするけど、キャンプと読書って案外親和性高いんかな。犬山もキャンプ雑誌読んでるし。

 

志摩リンの母親が誰に似たのかしらと言っているが「誰に似たのかしら」で視聴者があいつのことやなってピンとこないの「誰に似たのかしら」史上初のパターンじゃないかなあ。実際、誰なのだろうか。父親が映ってなかったから、父親が冒険家だったりするのか。もしくは、顔がめっちゃそっくりな母親のことを指しているのか。

志摩リンがここまでキャンプにハマった理由も、その辺りにあるのかもしれない。

 

前話の例えツッコミやLINE風アプリのやりとりもそうだけど、今話のライブカメラの発想を見ても、志摩リンは大人しいけどユーモアセンスがあるのだなと思った。そして、そのユーモアセンスを自覚した上で、周りに発していきたい人なのだと。引きの笑いというのか、おとなしい子の笑いって本当に面白いよな。

 

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本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。