「ゆるキャン△」第11話【感想】
第11話「クリキャン!」それなでしこのマネなん
グビ姉
鳥羽先生も一緒にクリキャンに参加することに。生徒の前で酒が飲めるなんて、最高の状況だと思う。赴任してすぐだから、まだイメージが固まる前で良かった。
でっかいベーコンをあてに、ビールを飲んでいる。明るいうちからもう酔ってるやん。車のりがお酒飲んじゃった時の絶妙な空気感もあるあるやな。荷物は運んでほしいんやけど、飲んでいいって言った手前、強く責めるわけにもいかんし。
それにしても、グビ姉の本領をちゃんと発揮できてうれしい。興味のない部活の顧問って、ただただ退屈やもんな。
しょうもないアニメは、大人を背景か物語を動かすための道具としか書かない。自由な発想を持っている子供に対して、頑固な大人とか、ただただ子供の邪魔をする大人とか、何の葛藤もないステレオタイプな大人が登場すると冷める。大人だって生きているし、子供と接するときには、どう接するべきかそれなりに葛藤を抱いているはずなのだ。
その点、無職転生のパウロとか、このアニメは大人も生きた人間として書かれている。鳥羽先生はもちろんなのだけれど、チラッと登場した登山部の顧問の大町先生ですら、生き様が想像できる。行動が早くて、ある程度融通が聞いて、それなりに生徒の安全も考えていて、子供たちからも信頼されているんじゃないかな、とか。
スモア
志摩リンがお腹の空いたなでしこに食べさしていた食べ物、スモア。なんじゃこれ。食べてみたい。焼きマシュマロはそんなに好きじゃないねんな。絶対に火をつけると、焼きマシュマロやろうやって率先して行ってくるやつおるから、温度差が合わんくて冷めるねんな。このアニメの大垣みたいなやつ。いや、嫌いじゃないなんで。大垣を形容する言葉はウザ可愛いやと思う。ウザいところが可愛いねん。大垣に犬山以外の友達ができたら、良かったなあって泣いて喜ぶと思う。そういうわけで、焼きマシュマロというか、焼きマシュマロやりたがるやつが苦手なんやけど、このスモアは一度食べてみたい。
大垣と志摩リンの距離感が凄くいい。まあまあ重い荷物を大垣に雑に任せたり、呼び方も犬山さんやのに、大垣やったり。
呼び方は親密さの度合いを示すとは限らない。志摩リンは斉藤のこともずっと斉藤だし。このまま大垣呼びを貫いてほしい。志摩リンがツッコミに回れば、きっといい関係が築けると思う。
犬山のおばあちゃんや妹を見ると、犬山の髪の毛は地毛なのかな。どこかで外国の血が混ざっているのかも。背も高いしスタイルもいいし。
わかったわかった
みんなで赤富士を眺めているとき、位置的に志摩リンの目には、赤富士を眺めるみんなの姿が映っていただろう。初めて他人越しに赤富士を眺めて、感じいるところがあったことだろう。
一人なら思いつかなかった楽しいこともできたと思う。凝った料理も1人では思いつかないだろうし、フリスビーなんて大垣がいなかったら絶対やる機会なかったと思う。
斉藤のみんなでやるキャンプも別ジャンルの楽しさがあるという言葉に対して、誰かに対してではなく、1人わかったわかったとつぶやく、志摩リン。1つのアニメを通して変わっていく志摩リンを見れて、嬉しい気分に浸れた。
残すところあと1話。最終回も期待したい。
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本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。