「ゆるキャン△」第9話【感想】
第9話「なでしこナビと湯けむりの夜」温泉回やー。2回目。
屍を乗り越えて行けキャンプ
なでしこと近場でキャンプをする予定が直前に風邪をひいてしまい、志摩リンが1人でキャンプに行くことに。
志摩リンの方から誘ったのに残念やな。斉藤さんも知っていたし、事前に報告しておくぐらい楽しみにしていたのだろう。
なでしこの風邪が原因でキャンプを中止するのも気を遣わせるだろうし、風邪でお見舞いにいくのも大袈裟だしということで、ソロキャンプを決行することにする。
この辺の考え方ってものすごく志摩リンらしさが出ていると思う。志摩リンなりの優しさというか、志摩リンならそうするやろうなあっていうのが、短い付き合いだけどよく分かる。
なでしことキャンプに行きたかったんだよ。なでしこが行けないなら意味ないよ。とか言い出してたら、こんなの志摩リンじゃないって思うだろうな。
その点、大垣はいちいち大袈裟やねん。
家族と暮らしている友達にお見舞いに行く必要なんて全くないからな。
そんな相手にお見舞いに行くのは、自分のためでしかない。
イベント的にお見舞いを楽しんでいるか、異性として狙っている相手か、お見舞いに行く自分って優しいと自分で認識、あるいは周囲にアピールするためか、そのどれかしかない。そのいずれかが複合的にあるということもあるだろうが。
大垣の場合、明らかにイベント的楽しさ。これはこれで、めちゃくちゃ大垣らしくて、わたしは嫌いじゃない。大垣って現実におっても、アニメキャラとしても不人気そうな気がするんやけど、そんなことないかなあ。もう一度言っておくが、わたしはそんな大垣が愛らしくて、嫌いじゃない。
OPをBGMに志摩リンのソロ旅が始まるが、すぐにOPキャンセルされ、来た道を戻らなくては行けなくなる。
しかも、お風呂に入って暖まり、ご飯を食べて、大幅に寝過ごす。
富士の麓でも朝日を見る為に起きたなでしこに対して、起こすなよと言っていた志摩リン。
寝ぼけて自分への郵便物をカバンに突っ込んでいたこともあるし、しっかりしてそうで、寝坊助なんやな。
そして、苦手だと言っていた大垣の作ったほうとうを見て、見直したり、孤独のグルメばりのソロ食事リポをかましたり、食も志摩リンの脳内を構成する要素としては大きそう。
キャンプはマッチポンプだと言う志摩リン。まさにその通りだと思う。自分をしんどい目に合わせて、乗り越えるから楽しい。人間がする活動って結構そういう要素を含んでいることが多いと思う。
もちろん、登山もマッチポンプだ。
登山客として、なんか雰囲気のある登場人物が出てきた。明らかにモブではない喋り方と佇まい。
EDのクレジットを見てもキャラクターの名前こそ明かされていなかったが、わたしでも知っている声優さんが演じていたので、今後も登場しそう。RPGならこの時もらったほうじ茶が志摩リンの困難の助けになるはず。
1人キャンプという趣味を一部の人がやっていることだと志摩リンが言っていたが、このアニメをきっかけと言っても過言ではないぐらい、放送後、ソロキャンプは一般的な趣味として認知されている。それを考えると、この2人の会話はソロキャンプの歴史のちょうど分岐点にあると言えるかもしれない。
梨っ子あきちゃん
大垣がなでしこの家族にほうとうを振る舞うことになる。梨っ子って言うんやな。
って、なでしこ親おる!両親とも!
なでしこみなしご説はあっさり否定されてしまった。母親と雰囲気も似てるし、血も繋がっているだろう。
お姉ちゃんは相変わらず他人からは表情が読み取りにくい様子。表情全部なでしこに持っていかれたのかも。
なでしこのヒゲ姿は志摩リンの夢の中で登場。
どうなる志摩リンソロキャンプ。そして、テストはどうやったんや。
「ゆるキャン△」をアニメで見ようと思うなら、220,000本以上の動画が見放題のU-NEXTがおすすめだ。
31日間無料トライアルに登録すると、見放題動画を31日間無料で視聴が可能である。
原作やブルーレイ購入ならこちらから。
|
|
記事の内容が面白ければ、下のバナーをクリックしていただくと、励みになります。
本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
「ゆるキャン△」第8話【感想】
第8話「テスト、カリブー、まんじゅううまい」まんじゅう怖いみたいに言うな。
大垣と犬山
冒頭、大垣が寝袋にくるまり、モゾモゾと動いている。それを見た犬山が芋虫が悶えていると引き気味に言っていた。なんとなく、カフカの『変身』の毒虫が頭にちらついた。あの棚から受身取らず落ちるのかなり痛そう。
スキレットと木皿等、キャンプで使っていたらおしゃれに見えるアイテムを安価で揃えて、それを見せたかった志摩リン。そのままでは使えないことがわかり理科室で、加工をすることにする。
オープニングの、およそキャンプとは関係ないであろうヒゲが登場。大垣がつけて博士風を装っていた。オープニングではなでしこがつけていたが、本編での再登場はあるのか。
テストの2日前に居残って、遊びで部屋が借りれるなんて、かなりゆるい学校なのだな。
そして、犬山と大垣は中学校からの付き合いであることが判明。中学の時からテスト前、ギリギリまで勉強しない派で、しかも他人も巻き込むタイプのようだ。どこにでもいるなあ、こういうタイプ。
よく犬山が付き合ってやってるなあという感じ。中学の時、関西から引っ越してきて、周りと馴染めなかった犬山に、大垣がいい意味で空気を読まず、話しかけまくって、それを恩に感じている。というエピソードぐらいないと変やで。
今話では、犬山と大垣のテンポの良いやり取りがいくつか見られた。犬山はよく小さい嘘をついて楽しんでいるし、そういうノリについていけたのが大垣だけだったのかもしれない。笑いのツボが合うって、人付きありにおいては、結構重要だと思う。面白くないことで無理やり笑うのってかなりストレスやもん。
どちらかがどちらかの為に、動いているのではなく、真にノリが合う良いパートナーなのだな。志摩リンに、あの嘘やでのノリは通用しなさそうやし。
斉藤さんとの絡みも今話であったけど、クリスマスキャンプの誘いを斉藤さんは即決しなかった。志摩リンのことが頭にあったのかもしれない。早く5人仲良くならんかなあ。大垣が志摩リンに絡んで、邪険に扱われるところが早く見たい。
犬山が彼氏がいるという嘘をついて、テンポの良いノリを斉藤さんに見せつけていた。犬山は本当に彼氏がおっても不思議ではないけどな。なかなか、こういう女の子だけのアニメのメインキャラクターに彼氏作らせるのは難しい。彼氏おると分かると叩くやつもおるしなあ。だんだん俳優や女優が結婚しても嫉妬より、祝福の声の方が大きくなっている。現実でもそうなのだから、二次元の世界でも、リアルとフィクションの境が見えない古臭いオタク観は廃れてほしいな。犬山なんて、彼氏おりながら、大垣とおるのが楽しいからつるんでるって方が魅力的な設定やと思うけどな。わたしの脳内では彼氏おることにしとこ。年上のな。ほんで、彼氏はバイトと野クルでなかなか構ってもらえず、大垣に嫉妬してんねん。
あんな金髪でゆるく巻いていて、キャンプ用品店の試着でも着こなしている女の子が彼氏おらんわけないよね。
最後のまんじゅうを買いに行くシーン、なでしこはベンチに直にコップを置いていたが、犬山はカバンの上にコップを置いていた。どういう気遣いやろ。下が濡れないようにコースター置くみたいな感覚なのかなあ。細かい気遣いできる女子はモテるよね。彼氏おらんわけないな。
なでしこ
なでしこには、お婆ちゃんがいることが発覚する。いやまあ、普通いるんやけど。なでしこは両親いない説とか海外で拾われた説とか思念体だけの存在説とか、このブログ内でいろいろ議論が交わされているので、あっさり新たな親族の存在が語られ、驚いている。これだけでは、これまでの説を完全に否定する材料には足りないが。
期末テスト
テストはあっさり終わった。大垣が欠点を取って、野クル存続の危機みたいなアニメのあるある展開はなかった。まあなくていいな。アニメアニメしていないところがこのアニメの良さやし。
斉藤さんと志摩リンの成績はわからなかったが、3人の成績順は予想通りの結果となった。
なでしこがまあまあな点を取れていたらしく、嬉しかった。志摩リンはこれより下であってほしい。
キャンプ用品店に犬山と大垣に連れられていくなでしこ。どれもキラキラ輝いて見えるが、いかんせん金が無い。バイトをして金を貯める決意をする。
なんとなく、はじめて大阪の日本橋に行ったことを思い出した。大学の合格発表を見に行った帰りに友達と行ったのだ。当時、神戸に住んでいたわたしにとって大阪は遠かった。今ならそんな風には思わないが、お金も持っていなかったし、1時間電車に乗るなんてことも親と一緒以外には、まあ無かった。遠いところへやってきたなという達成感みたいなのもあった。そして、道の右側にも左側にもアニメイトやゲーマーズ、その他のオタク向けショップが乱立し、メイド服や学校の制服を着て客引きをしているのを見て、圧倒されたのを覚えている。
よく考えれば、大学入学と同時に大阪で下宿を始めるので、これから何度も行けるようになることはわかっていたはずだ。なんなら、神戸のセンタープラザ西館もオタク向けショップは充実していた。決して珍しいものではなかったのだけれど、異様な空気感に高揚していたのだろう。当時のわたしは何か買わなきゃ帰れないぞという気になっていた。
Tシャツやフィギュアが欲しいなと思っていたが、高校を卒業したばかりのわたしの財布からポンと出る額ではなかった。結局、『ひだまりスケッチ』のマグカップを買って帰った。神戸でも恐らく買えるものだっただろうが、家に帰って、早速コカコーラを入れて飲んだのを覚えている。かなり満足していた。母親はまた変なものを買ってみたいな顔をしていたと思う。
今でも実家にそのマグカップは置いてある。
『ひだまりスケッチ』の宮子が大好きだった。アニメのキャラクターが好きだなと感じたのは宮子が初めてだったと思う。宮子役の水橋かおりさんはゆるキャンでは志摩リンのお母さんを演じており、宮子とは違って、落ち着いた声をしている。大人になったら、宮子もあれぐらい落ち着くのかも。いや、どうやろう。
グビ姉と呼ばれている、鳥羽先生。前と顔違いすぎるやろ。早くメインキャラとの絡みがみたい。
「ゆるキャン△」をアニメで見ようと思うなら、220,000本以上の動画が見放題のU-NEXTがおすすめだ。
31日間無料トライアルに登録すると、見放題動画を31日間無料で視聴が可能である。
原作やブルーレイ購入ならこちらから。
|
|
記事の内容が面白ければ、下のバナーをクリックしていただくと、励みになります。
本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
「ゆるキャン△」第7話【感想】
第7話「湖畔の夜とキャンプの人々」渋爺再登場
「いったい誰に似たのかしら」問題が解決。志摩リンのお爺さんはキャンプ好きで、常に放浪をしているようだ。
しかもそのお爺さんは、大垣にステーキを食べさせた渋爺だった。なんと渋爺が志摩リンのお爺ちゃんだったのだ。
志摩リンがキャンプ好きになったのもお爺さんの影響であることが判明し、気になっていた問題が一気に解決した。
もう一つのテント
志摩リン達の他に、もう一つたっていたテントの中には、明るいうちから大量の酒を飲んでいる女といかにも好青年といった感じの清潔感のある男がいた。なでしこは「カップル」でキャンプと言っており、志摩リンは火をつけてもらうのを助けてもらったときに「できる男」と評していた。
できる男は呑んだくれ女の事をお姉ちゃんと呼んでいるので、カップルではなくて姉と弟であることがわかる。
しかもできる男の一人称は「わたし」だ。この人、男じゃなくて女なのかなあ。姉弟ではなくて姉妹でキャンプをしているのかも。
さらに志摩リン達が通う本栖高校の教師になることが判明する。
教科は何やろうなあ。何となく理系っぽい雰囲気が漂っているような。キャンプ好きということであれば、野クルの顧問になる展開がありそう。
酔っているから、こんなふうに荒れた性格なのか。それとも普段からこうなのか。お酒を飲んだら、性格が変わるキャラクターはアニメのあるあるだけど、普段からこのやさぐれた具合だと面白くなりそうだな。
年齢的にはなでしこのお姉さんとも近そう。実は、遊びに行っていた友達がこの酔姉やったりせんかなあ。
ほんで、飲み差しの酒を渡そうとするな。渡そうと思ってから一杯飲んでるよなあ。全部やるのは惜しいっていう感覚なのか。
リンとなでしこ
中学生と間違えられて、受け入れるなでしこと、すぐに否定する志摩リン。なでしこが初めて志摩リンに会った時、小学生かなと思っていたぐらいなので、志摩リンは幼く見られることがよくあるのだろう。コンプレックスとまではいかないのかもしれないけど、きっとあんまり良い気分ではないんちゃうかな。それに対して、若く見られて嬉しいと言うなでしこ。
細かいところでも対比的な2人。
怖がりななでしこと、そんなの都市伝説だよと言う志摩リン。
志摩リンが読んでいる本、今回は「三ツ星心霊スポット」
都市伝説系の本をいつも読んでいる割に、存在自体は信じていないのか。それはそれで正しい都市伝説の楽しみ方なのかもしれない。
しかし、志摩リンはこの後、牛の化物と遭遇して、怖くてなでしこのテントで一緒に寝ることになる。
なでしこは志摩リンに一緒に寝ようと言って、テントが狭くなるからと断られていた。それなのに、志摩リンが自分のテントで寝ていても、咎めないどころか、微笑んでくっついていた。
お化けの話を忘れてはしゃぐなでしこに「馬鹿な女だぜ」とやれやれ的な態度をとる志摩リン。自分の方が賢くて、コントロールしているように思っているかもしれないけど、実際はなでしこの心の広さで成り立っている、この関係。
昭和の夫婦やないか。百合を推してくるのは好きじゃないけど、女の子が仲良くしているのは癒されるね。
あと、クシャミの演技とタイミング、絶妙やったな。
「ゆるキャン△」をアニメで見ようと思うなら、220,000本以上の動画が見放題のU-NEXTがおすすめだ。
31日間無料トライアルに登録すると、見放題動画を31日間無料で視聴が可能である。
原作やブルーレイ購入ならこちらから。
|
|
記事の内容が面白ければ、下のバナーをクリックしていただくと、励みになります。
本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
「ゆるキャン△」第6話【感想】
第6話「お肉と紅葉と謎の湖」ステーキうまそー。いきなりステーキ食べにいこ。
図書委員なのか、図書部なのかなんなのか、図書室の施錠を任されている、志摩リン。この学校には司書の先生おらんのか。それともサボりたい司書の先生と、1人でゆっくり本を読みたい志摩リンの目的が噛み合って、秘密の契約を交わし、放課後の図書室の管理を任されることになったのか。
そんな裏設定があるといいな。もしくは表に出てきてほしい。
図書室の日めくりカレンダーから、物語の上では、11月27日であることが判明した。
5人はたぶん、高校1年生かな。それで、10月に志摩リンが誕生日を迎えて、そのタイミングで16歳になって、原付の免許を取得したと。ほんまに取り立てやったんやな。よう長野まで行ったわ。
次に誕生日を迎えるのは3月4日の犬山となでしこ。この誕生日イベントで5人が一緒にキャンプするとかどうだろう。ちょうど学年末テストが終わるぐらいじゃないかな。
基本的にはキャラクターっぽくディフォルメされているけど、リアルな高校1年生の姿も見えて、うれしい。
母親から渡された、志摩リン宛ての郵便物を間違ってカバンにいれてしまい、「なんで出がけに渡すかな」って人のせいにするところなんて、高校1年生そのものだ。
メタル賽銭箱
コンパクト焚火グリルを掲げ、買っちったと悦に入る志摩リン。いいなあ。この「買っちった」というセリフは、志摩リンが持っているものを他のものに替えて、志摩リンに買っちったと言わせるコラージュ画像に用いられ、ネット上で流行っていたみたい。確かに汎用性高そう。
それまで普通の頭身なのに、急にディフォルメされるのも面白いな。原作漫画でも、同じ構図で普通の頭身の志摩リンが、次のコマでディフォルメ姿になっており、アニメはそれを上手に再現しているようだ。
コンパクト焚火グリル、斉藤さんからはメタル賽銭箱と言われ、なでしこからはミニ賽銭箱と言われる。「お前もか」と志摩リンからツッコミが入るが、全く同じ言葉のチョイスじゃないのも良い。2人ともメタル賽銭箱なんて言葉をチョイスしたら、さすがにコメディが過ぎるもんな。
なでしこへのお土産
長野で買ったなでしこへのお土産をなかなか渡さず、カバンの中にしまっている志摩リン。
斉藤さんに野クルの部室へ行くよう勧められるが、ノリが苦手だと断る。
斉藤さんもそれをわかっている様子で、やっぱり過去に何かあったのかなあと勘繰ってしまう。4月当初は野クルに入ろうとしてたのかなあ。
その後、会う犬山とは好意的なコミュニケーションを取れているし、大垣が空気読まず志摩リンに絡んだ説が濃厚になっていく。
大垣も悪い奴じゃないねん。犬山がバイトしてる間にキャンプ場を下見もするいい奴やねん。確かにうざいところもあるかもしれん。荷物持ってやるってイキってたわりになでしこより先にへばってたし、仕入れた知識を得意げに披露して焚火爆発させて、責任転嫁しようとしてたけど。けど、なんか、悪い奴ではないねん。
わたしは大垣のこと好き。
あと、犬山のバイト時の「ありがとーございましたー」営業ボイス、かなり好き。
斉藤さん、普段は面倒見が良いけど、志摩リンの代わりに、お土産を渡すことはしない。きっとこれも志摩リンのことを思ってだろう。これが真の面倒見や。
結局、なでしこは図書室におり、志摩リンが自分でお土産を渡すことに成功する。
なでしこが何の目的でいつから図書室にいたのかは謎。あの入り口の位置なら、途中で誰かが入れば気付きそうなものだけれど。窓から入ったんか。
案外、斉藤さんはなでしこが図書室に潜んでいることに気付いていたのかもな。最後に念押しでお土産を渡すように言っていたし。
2人キャンプ
この前のキャンプは、志摩リンがいるところになでしこが乱入した形だったが、今回はしっかり2人でキャンプに向かっている。
なでしこのお姉さんがキャンプ場まで車を出してくれており、休みの日に妹の為に車を出せるなんて、本当に優しい人だなと思う。
なでしこ曰くお姉ちゃんも楽しんでいるらしく、なでしこ達を送って、1人でチャイを飲みながらゆったりした時間を過ごしていた。
お姉ちゃんが優しいのはもちろんなのだけれど、買い物をするときに、志摩リンの好きな肉の部位や、苦手な鍋の具材を聞くところとか、なでしこの母性が溢れている。
やっぱりこの姉妹、親おらんのかもしれん。親がおらんからこそ、自らが母性を発揮できるようになっているのかも。しかも、なでしこは外国でお姉ちゃんが拾ってきた孤児。日本に早く馴染めように、日本人女性らしい、なでしこという名前をつけた。撫子と漢字を当てないのも、外国で生まれたなでしこが書きやすいようにという配慮のためだ。きっとそう。髪の毛ピンクやし。
もう一つ気になったのが、なでしこが「しびれ湖」という単語を聞いて、しびれうなぎを連想していることだ。しびれと聞いて、1番にしびれうなぎが浮かぶのは不自然な気がする。普通、クラゲじゃないか。しかも、なでしこは野クルの狭い部室を見て、鰻の寝床と表現していた。一般的な女子高生の語彙に鰻の寝床なんて慣用句があるものかなあ。
もしかしたら、なでしこは鰻と関係が深い人間なのかもしれない。鰻に育てられた鰻の子。それがなでしこなのかも。いや、単に浜松出身だからか。車も浜松ナンバーやったな。
そんなことより期末試験が近づいているらしい。うわー楽しみ。誰がどれだけ点数とれるのかめっちゃ気になる。これも個性出るよね。『けいおん』ですごい良かったのが田井中律が普段ボケ役にまわっているのに数学で高得点を取っていたこと。大人しい奴が点数高いとは限らんのが女子高生よね。
成績順位予想をしてみる。
1.斉藤さん
2.犬山
3.なでしこ
4.志摩リン
5.大垣
根拠はないけど、志摩リンは頭良さそうに見えない。もうすぐテストって、気にするなんて、点数にコンプレックスがあるからに違いない。
普通にバイト入れてる犬山はきっと、普通に勉強できると思う。
斉藤さんは効率良く勉強できそう。志摩リン以外にも友達多そうだし、テストに出そうなところとか教えあっていると思う。
なでしこは未知数なので、とりあえず真ん中。大方の印象通り全然できませんも普通にあり得る。
大垣が最下位なのは、わたしの希望。「あいつ眼鏡やのに頭悪いんやな。無駄眼鏡やん」とクラスのやつからいじられていてほしい。
早くテスト回が見たいぜ。
「ゆるキャン△」をアニメで見ようと思うなら、220,000本以上の動画が見放題のU-NEXTがおすすめだ。
31日間無料トライアルに登録すると、見放題動画を31日間無料で視聴が可能である。
原作やブルーレイ購入ならこちらから。
|
|
記事の内容が面白ければ、下のバナーをクリックしていただくと、励みになります。
本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
「ゆるキャン△」第5話【感想】
第5話「二つのキャンプ、二人の景色」繋がっているんだ、僕らはいつも以心伝心
犬山さん、下着見えてますやん。そんなお色気をこのアニメに期待してなかっただけに、不意打ちを喰らい、かなりの衝撃だった。なんだか覗き見をしているような罪悪感を覚える。まあ見せてくれるって言うなら見るんやけども。
お風呂シーンで女の子が髪を上げるアニメは良作と聞いたことがある。このアニメはまごうことなき良アニメだ。
今話は前回の続きで、二つのキャンプの内容が交互に映し出されていた。
野クルチーム
ほんとにキャラクターじゃなくて、普通の女子高生が旅行をしているような雰囲気がある。たぶん、普通のアニメなら、揚げ温玉を欲しがるのは、なでしこだけでいいと思う。なでしこが揚げ温玉食べたいと言って、他のキャラはやれやれとか言いながら、つきあう。そっちのほうがなでしこの大食いキャラが立つから。でもキャラクターを立てたいわけじゃなくて、女子高生がのんびり旅をして、予定が狂ったり、誘惑に負けたり、生き生きした人間を感じさせることがこのアニメの醍醐味なのだ。
それでも、それぞれのキャラクターが個性的に感じるのは細かい描写のおかげだと思う。
三人で家のカレー談義をしていた。この子らなんでこんなに料理の話できるんやろ。もしかして、全員親おらんのかな。大垣とか兄弟多そう。バイトして稼いだお金で兄弟たちを養っているんや。偉いな。それとも最近の女子高生はこれぐらい料理の話できて当たり前なんかな。
志摩リンチーム(ぼっち)
一方の志摩リンは「ぼっちでボッチ山登り」をしている。ダジャレも言うんやなこいつは。ちょっと思ってたけど、さすがにそんなことは言わんかと思っていたが、言った。まあこれも一人ならではかな。
原付で道に落ちている石をよける志摩リン。危な。わたしは原付を運転したことがない。怖いから。
大学のころ、先輩が原付で転んでいるところを間近で目撃した。カーブを曲がり切れずスリップして転んでいた。その先輩は普段からシュッとしていて、クールなイメージのある先輩だった。そんな先輩のカッコ悪い姿を見て、気まずかったのを覚えている。「大丈夫ですか」と近寄るわたしたちに対して、平静を装って「おう」と手を挙げて返事をした。先輩も動揺する姿を見せるのは恥ずかしかったのだろう。わたしたちに挙げて見せた手の平がズルズルに傷ついていて、全然大丈夫な感じがしなかった。冬の寒い季節のことだった。
そんなこともあってか、原付にはあまりいい思いがないので、志摩リンが乗っていると、心配になる。「誰に似たのかしら」問題、志摩リンのお父さんは探検家で探検の途中で行方不明になったとかちゃうやろなあ。
志摩リンはキャンプ好きなのだが、結構、キャンプ中に文句を言う。寒いとか、めんどくさいとか、ああしとけばよかったとか。
実際のキャンプもそうなのだろうなと思う。苦労した分、きっと達成した時の喜びも大きくて、そうやって自らカタルシスを創り出していくのがキャンプなのだろうな。
ラストは、志摩リンとなでしこがお互いが見ている星空と夜景を共有し、まるで二人で景色をみているような感覚を感じ合っている。「きれいだな」ではなく、二人とも「きれいだね」と言うところが、あえて馬鹿みたいな言い方をすると、エモい。
「ゆるキャン△」をアニメで見ようと思うなら、220,000本以上の動画が見放題のU-NEXTがおすすめだ。
31日間無料トライアルに登録すると、見放題動画を31日間無料で視聴が可能である。
原作やブルーレイ購入ならこちらから。
|
|
記事の内容が面白ければ、下のバナーをクリックしていただくと、励みになります。
本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
「ゆるキャン△」第4話【感想】
第4話「野クルとソロキャンガール」
ソロキャンガールって響きいいな。「the pillows」 の「Ladybird girl」とか、「ナンバーガール」の「透明少女」とかと同じ心地よさを感じる。
ソロキャンプしている少女だから、ソロキャンガールってそのままなんだけれど、ソロキャガールって言葉が志摩リンの性格や生き方全てを表しているってぐらいに、しっくりくる表現だ。
「ソロキャンガール」って曲名でくるりとか、フジファブリックが新曲出したら、絶対名曲にやと思う。
今話では、野クルのキャンプ初心者と志摩リンのキャンプ上級者が別々のキャンプ場へ向かうところが描かれていた。
部活系アニメあるあるなのかもしらないが、こんなふうに初心者と上級者がメインキャラにいると、視聴する側も、初心者だろうが上級者だろうがどちらも満足できのるではと思う。
わたしは初心者で、なんだったらキャンプなんてめんどくさそうだから行きたくないと思っていたのだけれど、このアニメを見始めて、すでにちょっとキャンプをやってみたくなっている。
わたしも志摩リンと同じで人が多いところは苦手なのだけれど、寒いのも同じくらい耐えられないので、さすがに、ちょっと暖かくなってから行こうと思う。どうせなら行くなら、聖地巡礼がてら、ゆるキャンで出てきたキャンプ場に行ってみたい気もするが、この子ら東の人間やからなあ。今のところ、気軽に行けそうなところは出てきていない。
関西にもいつか来るかなあ。
上級者がどれくらい満足しているか分からないが、Twitterを見ていると他のアニメ色が一切ない、キャンプ好きだというアカウントがゆるキャンのことを呟いているので、受け入れられているのではないかと思う。道具の描写も細かいし、この子あれ使ってるやんみたいな楽しみ方もあるのかもしれない。
野クルチーム
戦隊モノでいったら何色みたいな内輪ノリ、自分たちもやってたなと懐かしくて、微笑ましかった。楽しそうでなにより。
部室のなかでは、大垣がなでしこに後ろからもたれかかるみたいな体勢になっていた。スキンシップとるぐらい打ち解けてるのだな。
恐らく、大垣は誰にでもスキンシップを取る人ではないと思う。仲良くなったらスキンシップをとりたい、愛に飢えた寂しがり屋の一面はあるのだろうが、初対面の人には人並みに緊張している様子だった。
大学の頃に、同性異性関わらずいろんな人にスキンシップをとってる子がいた。危なっかしいなあと心配していたが、その子曰く、めちゃくちゃ人を選んでいるらしい。触れたい人を選んでいるわけではなく、触れても怒らなさそうだなという人を選んで、触れているそうな。
その子のエピソードで、もう一つ思い出すことがある。わたしは、自分は人より愛の少ない人間だという自負があった。動物も飼いたくないし、子供も嫌いだった。だから、自分の子供が生まれた時、愛せなかったらどうしようと、そうな子に相談したことがあった。
彼女は、誰に嫌われてもいいから、親だけには溺愛されたいと答えた。
もしかしたら、彼女は親から自分が満足するほどには愛を与えてもらえなかったのかもしれないなと、ふと思った。そんなことを思ったのは一度きりで、普段は明るい女の子だったのだけれど。
もしかしたら、大垣もなでしこも親からの愛情を受けずに育ってきたのかも。特になでしこ、親がいそうな場面でも、お姉さんしか映ってないし、幼い頃に親を亡くして、お姉さんが親代わりとかやったりするのかなあ。
ほんで、この子ら、直火で炊くから、煤で真っ黒なってますやん。
アイスクリームをトライアングルあーんする場面、それぞれ別のもの食べているのが良いよね。
犬山はめっちゃ盛られてるもの食べてるし、大垣は変な色の食べてる。こいつやっぱり変わってんな。
それでいて個性的な食べ物を食べているところを強調しないところがまた良い。
変わったもの食べているやつに、何それ美味しいのとか、爆食しているやつに、やれやれこいつはいつでも食べてやがるなとか、言われるとキャラ付けしたいのが見え見えすぎて、こっちは冷めてしまう。
この子ここでこれを選ぶんや、一口でこんだけいくんや、このカトラリー使って食べるんやみたいな発見が嬉しいよね。
志摩リンチーム(ソロ)
原付少女いいな。自分では乗りたくないけど。怖いし。
バイト本屋なんや。本好き過ぎやろ。
文学少女なのにアウトドア、アンバランスな趣味な気がするけど、キャンプと読書って案外親和性高いんかな。犬山もキャンプ雑誌読んでるし。
志摩リンの母親が誰に似たのかしらと言っているが「誰に似たのかしら」で視聴者があいつのことやなってピンとこないの「誰に似たのかしら」史上初のパターンじゃないかなあ。実際、誰なのだろうか。父親が映ってなかったから、父親が冒険家だったりするのか。もしくは、顔がめっちゃそっくりな母親のことを指しているのか。
志摩リンがここまでキャンプにハマった理由も、その辺りにあるのかもしれない。
前話の例えツッコミやLINE風アプリのやりとりもそうだけど、今話のライブカメラの発想を見ても、志摩リンは大人しいけどユーモアセンスがあるのだなと思った。そして、そのユーモアセンスを自覚した上で、周りに発していきたい人なのだと。引きの笑いというのか、おとなしい子の笑いって本当に面白いよな。
「ゆるキャン△」をアニメで見ようと思うなら、220,000本以上の動画が見放題のU-NEXTがおすすめだ。
31日間無料トライアルに登録すると、見放題動画を31日間無料で視聴が可能である。
原作やブルーレイ購入ならこちらから。
|
|
記事の内容が面白ければ、下のバナーをクリックしていただくと、励みになります。
本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
「ゆるキャン△」第3話【感想】
第3話「ふじさんとまったり鍋キャンプ」
長ったらしく、感想を書いていたけど、1番の感想を書くの忘れていた。
女の子が全員可愛い。
志摩リンは不器用可愛い。
なでしこは大食い可愛い。
大垣はクラスでハブられてそう可愛い。
犬山は八重歯お姉さん可愛い。
斉藤さんは暗躍可愛い。
組み合わせ的には犬山と斉藤さん、志摩リンと犬山以外の組み合わせは、面白いエピソードが生まれそう。5人揃ったら絶対面白いやろうなあ。早く野クルと志摩リンが合流するところが見たいけど、まだ先になりそう。それどころか、志摩リンは野クルには入らへんのちゃうかという気さえしてきてる。
もう一つ昨日書き忘れていたことがあった。豊崎さんといえば、『けいおん』で主人公の平沢唯を演じていた。平沢唯はふわふわして天然ボケな性格で、楽器初心者だけどアグレッシブに軽音部の活動に参加して、高価なギターも購入し、校外でもライブに参加するぐらいハマっていく。『ゆるキャン』で言うところのなでしこのポジションだと思う。『けいおん』は女の子部活系ほのぼのアニメの金字塔で、この作品の大ヒット以来、ほのぼの系アニメが量産されていた気がする。ほのぼの系アニメ量産の功罪、それを生み出した『けいおん』でふわふわ初心者を演じていた豊崎さんが、後にほのぼの趣味系アニメの先端『ゆるキャン』 でお姉さん的な位置でふわふわちゃんをサポートしてやるというのが感慨深い。
なでしこにキャンプ本を見せてやるところなんて、犬山は前世の平沢唯の記憶がうっすら残っていて、シンパシーを感じるなでしこに優しくしてあげたくなっているかのような、お姉さんぶりだ。
斉藤さん
斉藤さんもかなりいいキャラをしている。志摩リンとなでしこを引き合わせようとする面倒見の良さ。しかし、これだけ面倒見がいいなら、なでしこが来る前に野クルと引き合わせそうなものだが。それとも、すでに引き合わせようとして、失敗した後なのだろうか。面識がある様子だったし、犬山はちょっと志摩リンに引き気味だった。志摩リンが静かにしていたいところを、大垣が空気読まず、やかましく突っかかっていったのかもしれない。
斉藤さんは、この物語の黒幕で、登山部のスパイで、有望株の志摩リンをスカウトするために、野クルから遠ざけようとしているという説もある。
なでしこ合流
冒頭、なでしこがどのようにして、キャンプ場に訪れることになったかが語られている。
お姉さんと2人暮らしをしているのだろうか。電話を聞かれた時もお姉さんの事は言っていたけど、両親について言及してたっけ。
お姉さんも自由人な雰囲気。車で一晩なでしこを泊まらせてあげられるくらいの自由さ。自分で仕事時間を調整できるライターさんとかそんな仕事だろうか。2人で使うには大きい家と大きい車だ。
そんなことより、なでしこの白菜柄のマフラーなに。
よくしゃべる志摩リン
なでしこと合流して、会話する志摩リン。例えツッコミは心の声なのだろうか。例えツッコミをする時、ちょうど後ろを向いていて口が開いているのか判断がつかない。例えツッコミを言えるような仲ならかなり打ち解けている。例えツッコミってユーモアの仲でもかなりハードルが高い気がする。相手が例えるものを知っているか、どういうところとかかっているのか相手に伝わるのか。いろんなラインをクリアしなくてはいけない。相手が意図的にボケているなら分かりやすいが、天然ボケに例えツッコミをするなんて、そこまで頭が回るのもすごい
「りんちゃんは1人でキャンプする方が好きなんやないの」という言葉を又聞きし、「それはまあそうなんだけど…」と返した。けど…の後には何が続くのか。
次話もまた楽しみである。
それにしてもご飯食べているところは本当に美味そうだなあ。
「ゆるキャン△」をアニメで見ようと思うなら、220,000本以上の動画が見放題のU-NEXTがおすすめだ。
31日間無料トライアルに登録すると、見放題動画を31日間無料で視聴が可能である。
原作やブルーレイ購入ならこちらから。
|
|
記事の内容が面白ければ、下のバナーをクリックしていただくと、励みになります。
本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。