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「阿波連さんははかれない」第1話【感想】

第1話「近すぎじゃね?」

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春はラブコメの季節

というわけで、現在放送中の『阿波連さんははかれない』の感想を今日から書いていきたいと思う。

原作は少年ジャンプ+で連載をしている。わたしはアニメと同じくらい漫画が好きだが、最近、ジャンプ+の勢いがすごい。ジャンプではなかなか連載できないような攻めたテーマで描かれているものもあり、購買しているコミックスも多い。

もっとも、この原作についてはあまり知識もなく、アニメ化が決まってから存在を知ったぐらいである。 

少年ラブコメは、あまり意識していなかったが、実は結構好きなのかもしれない。

かぐや様は告らせたい、五等分の花嫁を見て以来、自分の深層にあったラブコメ好きを意識しだして、意図的にチェックしてみようかなと動いていたところだった。

そこで、気になったのが、このアニメ。

他にもギャルと大人しい男の組み合わせのものとか見ようかなと思っていたのだが、なかなか手が伸ばせなかった。ラブコメと言っても、わたしが好きなのは少年ラブコメだ。どちらかと言うとラブよりもコメ強めのラブコメが好きなのだと思う。

ラブ強めでリアルに描こうとしている割に、男の妄想ダダ漏れですやん。こんな女いませんやん。と思い至ってしまうと見るに耐えられなくなってしまう。

だいたい1話を見て、きっついなと思ったものは見ないことにしている。

その点、このアニメはラブコメとうたわれているが、今のところラブの要素は薄め、コメ要素も寒くなく、クスクス笑いながら見れるので、かなり面白かった。


あらすじ

主人公のライドウくんは目つきが悪いせいで、友達が少ない。隣の席の阿波連さんに声をかけるが無視されてしまう。

実は無視されていたわけではなく、声が小さくて聞き取れていなかったことに気づき、交流が始まる。

阿波連さんは人との距離を測るのが精神的にも物理的にも苦手で、仲良くしようとすると距離がとても近くなってしまう。

そんなライドウくんと阿波連さんの日常を描いていくラブコメディ。

といった感じだろうか。


男の妄想と言えば、そうなのかもしれないが、かなり2人の距離が近い、というか密着している。でも、ライドウくんがそれにあまり動じないので、そこまで性を意識せず自然と見れる。

周りのやつどう思ってんねんとか気になることはいくらかあるが、1話では周りの様子を排除して、2人だけのやりとりを描いていたので、他の人の反応なんかは今後描かれていくのだろう。


ライドウくん

主人公のライドウくん。物語は彼の語りで進められていく。

ツッコミが気持ちいい。ローテンションで「近すぎじゃね?」とか「無視されてね?」みたいなツッコミがテンポ良く繰り広げられるのが面白い。

クスクス笑えるのは、彼のツッコミのおかげだと思う。


彼の考えていることは、語りという形で視聴者に筒抜けなのだが、彼が阿波連さんを異性として意識しているかは語ってくれない。2人の関係が何なのかというのは、いずれ深掘りされるのだろう。

今はまだ恋愛なのかなんなのかわからない2人のやり取りを微笑ましく見ておきたい。


阿波連さん。

今作のヒロイン。

タイトルが「何々は何々」系って結構地雷が埋まっていると思う。設定が奇抜すぎてリアリティに欠けていたり、タイトルの設定が毎話繰り返されて、それ以上広がりを見せず、飽きてしまったりということがある。

あったような気がする。具体的な作品は思い出せないので、もしかしたら偏見かもしれない。

「阿波連さん」は「はかれない」という性質を持ち合わせているのだが、「はかれない」にはいくつか意味がかかっており、距離感がはかれないというのと、阿波連さんの行動をはかれないという大きく2つの意味がある。

そして、この2つは繋がっている。距離感がわからない阿波連さんの行動を予測できないというふうに。

このはかれないという設定、男にとってかなり有利な設定ではあるが、奇抜すぎるわけではない。

恋愛感情抜きに同性異性関わらず、距離感の近い人というのはいる。

小学校低学年までの子供を想像して貰えばわかると思うが、彼らは初対面の人であってもかなり距離が近い。平気で異性に抱きついたりする。

コミュニケーションをとっていくなかで、人に入られると気持ち悪い距離、パーソナルスペースを形成していき、測れるようになるのだが、阿波連さんはそれができないまま成長してしまったのだろう。

愛情不足で育った人にこれは起こりやすい。

コミュニケーションの失敗が原因で、コミュニケーションをとることを諦めていたから、こんなふうに育ってしまったのだろう。

それか親がおらんか。


弁当2段とも同じもの入れてるのは面白かった。


何にせよ、阿波連さんがマスコットみたいで可愛いので、ずっと見てられる。

鬱々しい展開とかなく、ほのぼの見られたらいいなと思う。



 

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本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。